さあ、呼吸を始めよう。
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アジサイの花で占う人が居り焼却炉にてラブレター燃ゆ
今日、人と会う君と会う僕と会う知らない人と会う、また明日
国立の坂を息吐きのぼる春 逆縁の君、転がっていた
ゆうぐれの蒼に無音が鳴りひびく、それはあるいは哀しみの牙
胸に刺さりし錆びたナイフをつかむ、画面の向こうのリヴァー・フェニックス
いま君が不幸であれと願う吾の胸を穿てよ冷たい星よ
流星の見えぬ夜には丘に立ち宇宙を旅す地球の静けさ
大昔、確かに好きだと言ったけど、こんなに食べれぬおはぎ二十個
ひとりでは作れぬ料理食べるだけじゃない実家に帰る理由は
秋、風が夏の気配を殺してく 枯れ葉通りに十字架打てり
冷め切った味噌汁すする父の背の丸まり具合と小さきを知る
駅前のイチョウ並木をあるくとき、ぎんなん拾う老女をよける
拍動も聞えなくなる朝がきて、冷たくなった二の腕さする
したの名を呼んでくれないきみといて、ふいに呼ばれるときのうれしさ
今日、人と会う君と会う僕と会う知らない人と会う、また明日
国立の坂を息吐きのぼる春 逆縁の君、転がっていた
ゆうぐれの蒼に無音が鳴りひびく、それはあるいは哀しみの牙
胸に刺さりし錆びたナイフをつかむ、画面の向こうのリヴァー・フェニックス
いま君が不幸であれと願う吾の胸を穿てよ冷たい星よ
流星の見えぬ夜には丘に立ち宇宙を旅す地球の静けさ
大昔、確かに好きだと言ったけど、こんなに食べれぬおはぎ二十個
ひとりでは作れぬ料理食べるだけじゃない実家に帰る理由は
秋、風が夏の気配を殺してく 枯れ葉通りに十字架打てり
冷め切った味噌汁すする父の背の丸まり具合と小さきを知る
駅前のイチョウ並木をあるくとき、ぎんなん拾う老女をよける
拍動も聞えなくなる朝がきて、冷たくなった二の腕さする
したの名を呼んでくれないきみといて、ふいに呼ばれるときのうれしさ
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